名栗(なぐり) 数寄屋建築の名匠と言えば中村外二。小矢部市出身ながら、京都で修業を積み 数寄屋建築棟梁として数々の茶室や料亭、旅館などを手掛けられました。 なぐりは、中村外二が愛した意匠ののひとつです。 平板や角材にノミなどで削り出し、その道具の痕跡を味わいとみなす技法です。 富山市秋吉の完成見学会で見ることが出来ます。 写真のなぐり加工は機械加工ですが、充分に味わい深く表情も豊かです。 posted by otani